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  <title type="text">smile</title>
  <subtitle type="html">行き場がなくて上を見上げた　空の色はもう青だった
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  <updated>2011-06-24T13:33:07+09:00</updated>
  <author><name>CHihaRu</name></author>
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    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/8</id>
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    <published>2011-08-14T13:02:59+09:00</published> 
    <updated>2011-08-14T13:02:59+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>08</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
さて。<br />
これまでを振り返って、改めて考えたことを。<br />
<br />
松島での軽食中、海を眺めながら書きとめたこととか<br />
帰りの新幹線の中でメモしたことを中心に。<br />
<br />
<br />
最後につらつら書いていきたいなあと思うのです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
今まで目にしてきたモノ全部が、<br />
震災から5ヶ月後の現実なのだなあと改めて考える。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
人の強さ、温かさ、優しさを強く強く感じた研修(?)だった。<br />
<br />
<br />
どうしても、離れた場所から媒体を通したまま<br />
調べ物をたくさんしたり、レポートを書いたりしていると、<br />
ネガティブに、否定的に、考えてしまいがちだったと気づけた。<br />
<br />
実際に来てみると、「現状」は考えているよりずっとずっと悲惨だし、<br />
でも「現実」はずっとずっと明るくて、<br />
前向きに毎日をみんなで動かしている。<br />
純粋な気持ちでボランティアをするし、<br />
もう被害から逃げてはいなかった。<br />
<br />
<br />
その笑顔に、今までのいろんな自分の甘さと、<br />
東北地方に足を踏み入れてからの辛さ、苦しさを改めて感じると同時に、<br />
自分の想いも全て許されたような気がして、<br />
本当に、冗談ではなく、元気をもらったんだ。<br />
<br />
<br />
<br />
すごい。人の力って。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
人は強い。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
被災地の、ボランティアに来た人たちに対する気遣いは想像を超えていた。<br />
<br />
<br />
「ボランティアさんの健康が第一」だと何度も耳にした。<br />
<br />
そういう強い想いに基づいた、しっかりとした体制があるから、<br />
ボランティアが続いていくんだろうな。<br />
<br />
<br />
こういうのは、本当に心に沁みた。<br />
また行きたい、って自然と思わせてくれた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
誰もが優しかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
結局、この数日間で、<br />
自分は何を知り、何を思い、何を学んだんだろう。<br />
<br />
<br />
<br />
考えてみると、そうたいしたことは勉強できたわけではない。<br />
<br />
ただ確かに、この目で、現実を見て感じてきた。<br />
<br />
一部であるのも事実だけど、<br />
様々な形の、震災から5ヶ月が経つ被災地の“今”を。<br />
<br />
<br />
市街地は一見何もなかったかのように見え、<br />
でもふとしたところにボランティアの影や<br />
「がんばろう東北」といった言葉が散らばっている。<br />
<br />
そして沿岸部には未だ片付けられていない瓦礫が多く残っていて、<br />
まだ津波の爪痕が鮮明に残っていて、<br />
目を背けたくなるような、目を閉じてしまいそうな、現状が存在していて、<br />
<br />
でも懸命に、たくさんの人が、身体を動かしていて、<br />
仕事としての人もボランティアの人も関係なく、<br />
みんなが復興のために汗を流していて、<br />
その人たちをつなぐものが確かにそこにはある。<br />
<br />
だから、笑顔で前向きに協力し合う場所があった。<br />
<br />
<br />
<br />
それを見て、ただ「すごい」としか思えない自分がいた。<br />
現状に対しても、そこに生きる人たちに対しても。<br />
だけど、すごいわけではなくて、今までの考えが甘かっただけだ、とも思った。<br />
だから、これが紛れもない現実で、<br />
それを受け入れた上でこれからは考えていかなくちゃいけないんだと。<br />
<br />
そして、それによって、自分なりの東北との関わり方を<br />
見つけていくべきなのだということを学んだのだと思う。<br />
<br />
また行きたいとは思うけれど、行くことが全てではない。<br />
むしろ、関東にいる間に何が出来るのかを考えなくてはいけない。<br />
<br />
また、行くにしても、ボランティアの形についても<br />
もっと視野を広げてもいいと思った。<br />
<br />
<br />
これから考えることは、出来ることは、たくさんある。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
学んだこと、感じたことを伝えていきたいと思ったのは。<br />
<br />
<br />
忘れちゃだめだ、と強く感じたから。<br />
<br />
<br />
他の人に、東北にボランティアに行け、なんて言うつもりは少しもない。<br />
だけど、このまま、ただの過ぎたことにしてはいけない。<br />
もしくは、原発の問題だけにしてもいけない。<br />
<br />
まだあんなに厳しい状況なのだから。<br />
復興に向けた、長い長い道のりが続いているのだから。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
私自身も、<br />
「ボランティアをしたから自分はすごかったり偉いわけではない」<br />
ということを絶対に忘れないように。<br />
<br />
<br />
ただ、あの素敵な街が、素敵な人が、<br />
再び立ち上がるための手助けをすることが出来たら、<br />
絶対にそれは自分自身の糧にもなるから。<br />
<br />
<br />
これから少しずつ、<br />
自分自身の日々を浸食しない程度に、<br />
でも真剣に、<br />
次の一歩を見つけていきたいと思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
以上でとりあえず、振り返り記録は終了です。<br />
ここまで全部読んでくれた人がいたら、本当にありがとうございます。<br />
<br />
意見、感想等何かあったら、コメントやメールフォームからどうぞ。<br />
お待ちしています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
今後、まとめレポート作成の中で<br />
また書きとめておきたいことが出てきたら更新するかもしれません。<br />
<br />
けれど、ひとまずここで区切り。<br />
<br />
<br />
<br />
本当に、行って良かったと思えた。そのことが嬉しい。<br />
実際に目にしたことで、テレビなどでの映像にとことん弱くなった気もするけれど、<br />
別の「強さ」を感じることが出来たのはとても大きかった。<br />
<br />
貴重な経験でした。<br />
<br />
<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/7</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://natsukazedayori.blog.shinobi.jp/all/07" />
    <published>2011-08-14T11:56:51+09:00</published> 
    <updated>2011-08-14T11:56:51+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>07</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
<br />
翌日。<br />
学校に向かう友達と共に家を出て、仙台駅へ。<br />
<br />
実はまだどこに行くか決めかねていたので、<br />
駅構内にある観光案内へ行くことにしたのです。<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
松島を勧められ、<br />
せっかくだから行こうかな、と思いながら観光案内所を出ると、<br />
「ボランティアインフォメーション」というスペースが目に入った。<br />
<br />
覗くと、ホワイトボードに貼り付けられているのは<br />
宮城県内の様々なボランティア募集要項。<br />
<br />
ああ、駅でもこういうのがあるんだな、と思いながら眺めていると、<br />
そこのスタッフさんに声をかけられた。<br />
<br />
<br />
「ボランティアに興味あるんですか？」<br />
<br />
<br />
おぉ、話かけられてしまった。<br />
なんて思いながら、えぇ、まあ…と答える。<br />
<br />
<br />
「二日間、岩手の方でボランティアしてきたんです」<br />
<br />
<br />
<br />
ボランティアって、本当にびっくりするようなところで人を繋ぐんだよね。<br />
<br />
ここでも、この一言をきっかけに、いろいろとお話をすることができた。<br />
<br />
<br />
<br />
横浜の大学生だということを伝えると、すごく驚き、そして喜んでくれた。<br />
関東の学生さんが興味を持って来てくれるだけで嬉しい、と。<br />
<br />
<br />
<br />
意外と、学生で実際にボランティアに来る人は多くないらしい。<br />
<br />
そうだろうな、と思う。<br />
自分の周りを考えてもそうだから。<br />
<br />
結局今回も実際に行ったのは4人。<br />
行きたくてもスケジュールの関係で行けなかった人もいるだろうけど、<br />
やっぱり本当に行くとなると一歩踏み出せない人も多いんじゃないだろうか。<br />
それは金銭面であったり、恐怖心であったり、<br />
もちろんボランティアよりも自分自身の毎日を優先させたい人もいるだろうし<br />
興味がない、なんていう人も当然いるだろう。<br />
<br />
<br />
それを責めることなんて出来ないし、<br />
ボランティアはしたい人がすればいい、というものであるとは<br />
自分がやって思ったことでもある。<br />
強制なんてされながら出来るほど、甘いものじゃない。<br />
<br />
だけど、それはやっぱり寂しいことらしい。<br />
だからこうしてボランティア情報を公開して、<br />
少しでも興味ある人の背中を押すことが出来たらと思っているのだと。<br />
その、同じ大学生のスタッフさんは言っていた。<br />
<br />
<br />
<br />
「ボランティアインフォ」というその団体(NPOの申請中らしい)は<br />
ボラセンとはまた別に、<br />
ボランティアを望む人と、ボランティアをしたいという人を<br />
繋ぐ仕事をしているという。<br />
<br />
ボランティアセンターを運営している「社会福祉協議会(通称、社協)」は<br />
行政管轄だから、どうしてもウマの合わない団体が出てきてしまうらしい。<br />
<br />
だから、実際に被災地に行ってボランティアニーズを調べ、<br />
それを公開してボランティア募集をかける、という作業を主にやっているのだと。<br />
関東の学生と一緒にやる企画もあるのだと。<br />
教えてくださった。<br />
<br />
<br />
<br />
実際に被災地でボランティア作業をするだけでなくて、<br />
こういう形もあるんだな、と新しい発見だった。<br />
<br />
<br />
<br />
本当に、ボランティアって、いろんなところに隠れているのかもしれない。<br />
<br />
少なくともこの東北では、たくさんのきっかけが落ちている。<br />
もちろん全ての人が関心を持ち、行動に移すわけではない。<br />
落ちているきっかけを拾うかどうかは人によるのだけど。<br />
<br />
……関東では、どうだろう。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
興味があったらぜひ参加してね、と言われた今回のニーズ調査には<br />
日程的にも金銭的にも参加は難しそうだけれど、<br />
お話をしたスタッフさんは素敵な人だったし、<br />
活動もとても気になる団体だから、<br />
機会があれば何か一緒にやることができたらいいなあと思う。<br />
<br />
<br />
本当に素敵な出会いだった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＊<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
仙石線に揺られて約40分。<br />
松島に着き、まず向かったのはやっぱり観光案内みたいなところ。<br />
<br />
そこで地図のようなものをもらい、<br />
観光スポットを教えてもらう中で。<br />
<br />
<br />
「この展望台から眺めるとね、遠くまで見えるんだけど<br />
ここは松島に守られたから酷くはなかったんだけど、<br />
その先の東松島や南三陸なんかは津波で壊滅的で、<br />
もうまっさらになっちゃった様子なんかも見えると思いますよ」<br />
<br />
<br />
<br />
私は結局その展望台には行けなかったのだけど、<br />
見ていたらどんな気持ちになっただろう、と思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
松島観光は普通に楽しんだ。<br />
基本的に、震災の影もなく、明るく賑わっていて。<br />
<br />
だけどたまに、店先に「ここまで浸水しました」という貼り紙があって。<br />
<br />
ハッとさせられる瞬間があった。<br />
<br />
<br />
<br />
綺麗な、日本三景の一つである、本当に素敵な景色が、<br />
街を守り、人を守り、そしてその風景自体も失われなかったことを<br />
心から嬉しく思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＊<br />
<br />
<br />
<br />
仙台に戻り、駅前から勾当台公園の方まで散歩？をし。<br />
震災の影もなく綺麗で都会な街に幸せになりながらのんびりし、<br />
ああ、好きだなこの街。<br />
そう思いながら駅の地下のお土産売り場に行って。<br />
<br />
<br />
「がんばろう、東北。がんばるぞ、石巻！」<br />
<br />
<br />
石巻の物産売り場の前を通って。<br />
掲げられたこの言葉を見た瞬間、無性に泣きたくなった。<br />
前日に見た光景がよみがえって。<br />
<br />
<br />
<br />
「がんばるぞ」<br />
<br />
<br />
その一言の持つ強さを、これほど感じることはなかなかないだろう。<br />
<br />
<br />
そのことに気づけたこと、<br />
泣きそうになったその心を、<br />
<br />
忘れないようにしようと、強く思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
最後に、まとめます。<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/6</id>
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    <published>2011-08-14T11:08:32+09:00</published> 
    <updated>2011-08-14T11:08:32+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>06</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
<br />
岩手大のキャンパスの一部を借りて、行った交流会。<br />
わりとメインイベントに位置付けていたのだけど、<br />
ここで聞いた言葉にもたくさん考えさせられることがありました。<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
初めに、自己紹介を兼ねて<br />
今回の震災について、行ってきたボランティアについて、<br />
自分が感じたことや考えたこと、想いなんかを述べていったのだけど。<br />
<br />
そこで自分はやっぱりロクなことを言うことができなくて。<br />
とにかく、<br />
実際の光景を見て言葉なんか出てこなかったこと、<br />
だけどみんなが笑顔で明るく振舞っている姿を見て<br />
時間は着実に過ぎて行ってるんだということを<br />
改めて感じさせられた、ということ。<br />
そして、ボランティアは決して「すごい」ことでも「偉い」ことでもなくて、<br />
だからこそこういう経験を出来たことを驕るような自分でいないようにしたい。<br />
すごく良い経験だったけど、だから偉い、なんて思わないようにしたい、<br />
っていうことしか言うことができなかった。<br />
<br />
<br />
改めて考えても、それ以外言うことは出来なかったなと思う。<br />
今だって、言葉で表現することにとても困っているんだから。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そんな中、岩大の学生さんの言葉で<br />
すごくすごく心に残っているものがある。<br />
<br />
<br />
「東北に笑顔を、と言うけれどもうみんなが笑っている」<br />
<br />
<br />
その通りだ、と思った。<br />
そういう現実を私は見たんだ。<br />
だから、そのスローガンと現実とのギャップに<br />
どうしても混乱する部分があったんだ、と。<br />
<br />
それは直接行かなければ気付くことができなかったかもしれない。<br />
気付くことはできても、実際に自分自身で感じることはできなかったと思う。<br />
<br />
<br />
関東で考えていたよりもずっと、<br />
みんながちゃんと前に進んで生きている。<br />
<br />
<br />
やっぱり行かないとだめだよ。<br />
<br />
わからないことだらけだ。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
だけど、それだけじゃない。<br />
<br />
<br />
「離れた場所からでも出来ることはある」<br />
「いつも考えてくれなくてもいい」<br />
<br />
<br />
被災地から遠く離れた場所に普段生きている私達だけど、<br />
直接被災地でのボランティアをする以外にも<br />
これから10年単位の復興を目指す東北地方のためになることは出来る。<br />
<br />
<br />
ただ、それが何かっていうのは自分で考えなくてはならない。<br />
そのための“想像力”が何よりも必要なんだ、ということを教わった。<br />
<br />
だからこそ、今までとは違った目線から震災の現状を見ることが出来ただけで、<br />
すごく大きなことだしそれが重要なんだと。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
私は募金とか、節電とか、<br />
目的も結果も不透明で曖昧な行動が<br />
どうしても独りよがりなように思えて苦手で。<br />
偽善でも善な行為ならまだいいけど、<br />
ただの自己満足になってしまうようで怖かった。<br />
<br />
だけど今回、目に見える形でのボランティアを経験して<br />
こういう形なら頻度は限られるけど続けて行きたいと思ったし<br />
そう考えると関東でも何かやりたいって思うようになる。<br />
<br />
その形はこれから、自分なりのアプローチというものを見つけていきたいと。<br />
行ったからこそ知ることが出来た現実を踏まえた形で<br />
東北と接していきたいと、思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
すごく有意義な時間だったように思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＊<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そして翌日。<br />
車で盛岡から仙台まで行く、ということしか決まっていないスケジュール。<br />
<br />
<br />
想像以上にハードな、辛い現実がその間には広がっていた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
宮城県に入って、市街地を見ることが出来たのは<br />
主に気仙沼と石巻だったのだけど、<br />
どちらも被害がとてもとても大きかった場所。<br />
<br />
宮古や陸前高田とはまた違った現状がそこにはあった。<br />
<br />
<br />
<br />
ここでも、言葉を失った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
陸高はきっと、完全に街が攫われてしまったから。<br />
瓦礫としてしか残らなかったのだろうと想像する。<br />
だから、重機で一気にまとめて固めて、<br />
私が見た「瓦礫の山」という形にしていたのだろう。<br />
<br />
<br />
だけど、こっちは違った。<br />
<br />
何が違うって、まだ建物は残っているところ。<br />
骨格はある。場所によっては二階や三階も残っている。<br />
だけど、一階は何も残っていなかったり、<br />
壁がボロボロになっていたり。<br />
<br />
そういう状況である以上、一気に業者が片付けることができないから。<br />
<br />
まだ、残っていた。<br />
あの津波によって壊された街がそのまま。<br />
<br />
<br />
<br />
それはそれで、また違った衝撃で。<br />
<br />
5ヶ月前に戻ってしまったかのような、恐怖感。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
言葉なんて、見つからなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ボランティアによる手伝いが入る以前の状態であることは明らかで。<br />
これからゆっくり、戻っていって、<br />
元の綺麗な街の姿を絶対に見たいなと祈るような思いになった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
気仙沼はそんな感じだったのだけど、<br />
正直、石巻はもっと酷かったと感じた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
たくさんの通行止め。<br />
点灯していない信号。<br />
手信号のために立っている「愛知県警」の警察官。<br />
<br />
<br />
まだ片付けられていない瓦礫もあるし、<br />
<br />
<br />
これも、震災から5ヶ月経った現実の一つなのだと。<br />
<br />
思い知らされた。<br />
辛かった。<br />
<br />
<br />
これからなんだと。<br />
ここは、これから一歩一歩、復興に向けて進んでいくんだと。<br />
<br />
あの日氾濫したであろう川を眺めながら。<br />
微かに残る元の街並みの面影を探しながら。<br />
<br />
自分に何が出来るのかを考えさせられた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＊<br />
<br />
<br />
<br />
この三日間で見たのは、本当にいろいろな「現実」。<br />
<br />
すごく辛かったし、何が出来たわけでもないけれど、<br />
場所によって全く違う光景が広がっているということ、<br />
被災地と一言で言うことは簡単だけど、<br />
集落それぞれに抱えている事情があって<br />
復興へのペースも形も異なるのだということ、<br />
<br />
そういった現状を目の当たりにしただけでもすごく大きなことなのだろうと。<br />
<br />
想像はあくまでも想像でしかないのだと痛感すると同時に<br />
自分は本当に貴重な経験をしたのだと、思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
翌日の1人観光に関しても触れたいと思います。<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
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    <published>2011-08-13T00:04:44+09:00</published> 
    <updated>2011-08-13T00:04:44+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>05</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
<br />
続いて、二日目を追いかけます。<br />
<br />
相変わらずの拙い文章で申し訳ないです。<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
二日目、8日は<br />
日中は陸前高田での作業、<br />
夜は岩手大に行って、学生さんや先生方との交流会、<br />
というスケジュールになっていた。<br />
<br />
私は助手席というとても楽な場所に座らせてもらったことで<br />
自動的にナビ役が降って来たこともあり、<br />
いろいろ疲れることもあったけど、<br />
この日は本当にとにかくひたすらに長い1日で、<br />
それは、感じること、思うこと、考えることもたくさんあったという意味で。<br />
とてもとても、良い経験をした、と思う。<br />
<br />
<br />
<br />
だけどそれは、その日を終えて振り返って初めて思えることで、<br />
実際はそんなに良いものじゃなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
言葉を失う、という経験を初めてした。<br />
<br />
<br />
<br />
それほどに衝撃を受ける光景が、目の前に広がっていた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
陸前高田市は、本当に文字通り「がれきの山」。<br />
<br />
大きな道の駅(だったのかな…恐らくは)の建物の骨格と<br />
中学校の校舎が半分残っているくらいで、<br />
酷いところは他に建物がない。<br />
本当にまっさら。<br />
<br />
そのまっさらになった土地に、瓦礫の山がいくつも作られていて。<br />
<br />
まさにテレビの中に広がっていた世界が、そこにあった。<br />
<br />
<br />
<br />
地図とは違う海岸線。<br />
赤く書かれた「解体OK」の文字。<br />
まだ通行止めで工事をしている道路。<br />
<br />
<br />
今までは、テレビでは見ていてもどこか現実味のなかった光景が<br />
リアルに目の前に迫って来た。<br />
<br />
<br />
<br />
あまりの衝撃の大きさに、言葉がなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
行く前は、自分はどんな風に感じるのかなと思っていたけど、<br />
結局想像する前に「現実」を突き付けられて、<br />
それに納得するしかなくて、<br />
<br />
……その時の想いを表現できる言葉を私は知らない。<br />
<br />
<br />
有名になっている、あの一本松を目にしたときの、<br />
あの、わけのわからない気持ち。<br />
心の中がグルグルして、胸が苦しくて、何かがこみ上げて来て、<br />
でも、涙なんてこぼれなかった。<br />
<br />
<br />
泣くことすら甘えていると感じられるくらい、<br />
次から次へと、信じられない光景が目に映るから。<br />
<br />
<br />
思わず目を疑ってしまうことばかりだった。<br />
だって、ありえない。あんなこと、普通は起こらない。<br />
カーナビには存在している場所が、窓の外を見るともう海の中なんだよ。<br />
建物も残っていない。<br />
あるのは瓦礫の山だけ。<br />
もう元の街並みを想像することすらできないくらい、<br />
無機質な空間がひたすらに迫ってきた。<br />
<br />
怖かった。<br />
<br />
陸前高田の海もやっぱりすごくすごく綺麗で。<br />
穏やかで、光っていて、<br />
だけどこの街を壊したのもこの海なんだと考えて、<br />
……考えても考えても、うまくいかなかった。<br />
どうしても、繋がらなかった。<br />
<br />
目の前の綺麗な海と、あの津波の映像が。<br />
そこに広がっている瓦礫が。<br />
<br />
<br />
でもそれが、まぎれもない「現実」で。<br />
<br />
<br />
ああ、本当に、津波が全部攫っていってしまったんだ、と<br />
ぽつりと呟くことしかできなかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ボランティアセンターは、宮古とは雰囲気が全く違っていた。<br />
社協の建物も津波に流されたこともあり、<br />
運営もみんなボランティアさんたちで。<br />
小さいところに大勢のボランティア団体が集まって、<br />
ギリギリだけど手作り感に溢れたボラセンだった。<br />
<br />
宮古とどっちが良いかとかいう話ではない。<br />
ただ、明らかに宮古とは違う世界だと思った。<br />
同じ被災地でも全然違うんだなって感じた。<br />
<br />
<br />
ただ同じだったのは、そこで働いている人たちの姿。<br />
<br />
<br />
みんな笑っていて、明るくて、元気で。<br />
<br />
それでもここもちゃんと生きているんだなって、心に沁みた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
割り振られたボランティアは瓦礫撤去。<br />
炎天下だし、民家の敷地内に積み上げられたものだから、<br />
当然屋根も日陰も何もない場所。<br />
<br />
私達と、同行してくれていた岩大の人たちと、<br />
計8人での作業になったのだけど、<br />
それでもちゃんとこまめに休憩が入って、<br />
しかも陸高は作業が14時までって決められていたから、<br />
それほど辛さも苦しさも感じることはなかったのだけど。<br />
<br />
<br />
依頼された場所以外にも、周りを見渡すとひたすら瓦礫の山があって。<br />
その中には船すらあった。<br />
本当に船が打ち上げられているんだよ。<br />
<br />
<br />
作業そのものも肉体労働なのに、見える風景がそれだから。<br />
その先にリアス式海岸が見えてもどうしても眉をしかめてしまって。<br />
<br />
だけど、重機を動かしていた方が、<br />
私達の撤去した瓦礫の処理を手伝ってくださったり、<br />
あとは依頼主さんの存在だったり、<br />
そういったいろいろなものが作業を進めさせてくれた感じ。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そうは言っても、気持ちはそんなに簡単じゃなかった。<br />
<br />
<br />
ポストカード、食器、アイドルのフォトアルバム、……<br />
<br />
日常に近づいているものを撤去するということは、<br />
想像以上に辛かった。切なかった。<br />
<br />
<br />
宮古での泥上げとの違いは、それが一番大きかったように思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
だけど、そんな作業だったけど、<br />
依頼主の方と最後直接挨拶をすることが出来たのは大きかった。<br />
<br />
<br />
ボランティアをしていて感じたのは、依頼主さんの存在の大きさ。<br />
そのおかげで、やる気になるものなんだよ、不思議なことに。<br />
別にお礼や見返りを求めるわけではないけれど、<br />
いてくれるだけで、「その人のためになっている」と、気持ちに救いが生まれる。<br />
<br />
ましてや、汗をかいたあとに「ありがとう」って言われたら。<br />
「自分でやらなきゃいけないかと考えていたんだよ」って。<br />
そんな、8人でも結局微妙に終えることが出来なかった瓦礫なのに。<br />
そう言われたら、もう疲れなんかどこかに行くんだよね。<br />
冗談でなく、やってよかったと心から思えるの。<br />
ああ、ちゃんと役に立ったんだって。<br />
自分の力は本当にちっぽけだけど、でも意味のないものではなかったんだって。<br />
これ以上ないくらい、温かい気持ちになれた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
被災地に生きる人の強さを目の当たりにした気がしたんだ。<br />
敢えて、暮らすではなく生きると表現したい。<br />
きっと元に戻る。<br />
そう希望を強く持てるくらい、前を向いているように思えた。<br />
優しかった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
瓦礫を見ても泣かなかった、と言ったけれど<br />
この日一番危なかった、目元が熱くなったことがある。<br />
<br />
それは、ボラセンで作業先に向かう前にもらった紙の中にあった、<br />
“市民のみなさんの気持ちです”という部分。<br />
<br />
<br />
「自分たちを助けに来てくれた人がケガをしたり亡くなったりするのは申し訳ない」<br />
「多くの人たちが亡くなった現場でこれ以上死傷者を出したくない」<br />
<br />
<br />
だから、体調管理や怪我には十分気を配ってください、と促すもの。<br />
<br />
私はこの言葉を見たとき、本当に泣きそうになった。<br />
その、切ないくらいの心からの気遣いに。<br />
自分は今そういう場所にいるんだ、と痛感した。<br />
「多くの人たちが亡くなった現場」にいるんだと。<br />
<br />
思わず目を閉じて、黙祷した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
長くなったのでここで切ります。<br />
続きは交流会でのことを少し。<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/4</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://natsukazedayori.blog.shinobi.jp/all/04" />
    <published>2011-08-12T23:52:09+09:00</published> 
    <updated>2011-08-12T23:52:09+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>04</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
<br />
これから、この4日間のことを書いていきたいと思います。<br />
<br />
昨日の記事を読み返して思ったんだけど、<br />
文体にまとまりがない……。<br />
<br />
<br />
<br />
個人的な感想がベースになりますが、<br />
どうぞお付き合いください:)<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
6日夜、夜行バスの中。<br />
これから始まる数日間を想像して、ただ自分はドキドキしていた。<br />
<br />
どんな毎日になるんだろう。<br />
<br />
想像が出来なかった。まるで未知の世界だった。<br />
ただ、これまでの2ヶ月間の準備があって、やっと行くことが出来るのだから、<br />
それまでの経緯を忘れないようにしようと思った。<br />
<br />
たくさん働いて、しっかり貢献して、<br />
いろんなことを学んで、ちゃんと成長して、<br />
行って良かったと心から思えるような日々を過ごしたい。<br />
<br />
ただそれだけが心にあった。本当に。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そして辿りついた盛岡。<br />
朝早くから来てくださった岩手大のみなさんと合流し、<br />
向かった先は宮古。<br />
<br />
途中で道に迷ったおかげ(?)で海沿いを走ることができて、<br />
そこで初めて「被災地」を目にした。<br />
<br />
<br />
何も残されていない、まっさらな土地。<br />
寂しいくらい、無機質に片付けられただけの、街並み。<br />
そしてその先に広がるのは、穏やかでキラキラ光っている海。<br />
<br />
<br />
正直、涙が出そうだった。<br />
胸が潰れそうになると同時に、恐怖心が生まれた。<br />
<br />
こんなに綺麗な海が、あんなに恐ろしい姿に変わって、<br />
この現実を生み出したのかと考えると、<br />
身震いがする想いだった。<br />
<br />
<br />
壊された建物の跡を目にするたびに、<br />
今まで何度となくテレビで見てきたあの津波の映像が頭をよぎった。<br />
<br />
<br />
緑もたくさんあって、すごく素敵な街だったけど、<br />
ところどころ、赤茶けた木があった。<br />
それは塩害なんだ、と岩大の方に教えてもらった。<br />
<br />
波をかぶった木は、海水の影響で赤く染まってしまう。<br />
だから、木がどこまで染まっているかが、<br />
津波の被害がどこまで広がったのかを知る手掛かりになるのだという。<br />
<br />
それがなんだか、とてもリアルに津波の被害を感じさせた。<br />
<br />
<br />
<br />
また、川の水門を閉めるかどうかで、被害が地域によって変わったんだと<br />
その同乗した岩大の先輩(なんと宮古市出身)は言っていた。<br />
<br />
<br />
水門を閉める。<br />
そうすると、その川の上流地域は、大きな津波被害を受けずに済む。<br />
だけど、水門付近の地域で逆に被害が大きくなってしまう。<br />
<br />
だからそのタイミングが重要で。<br />
被害を受けても特別に平気な地域などないのだから。<br />
うまい具合に、大きな自然の力を分散させる必要がある。<br />
<br />
それが何よりも難しいこと。だけどやらなければいけない。<br />
今回の震災はそういった改善点を浮かび上がらせた、<br />
これからはそこも考えていかなければいけない、と<br />
力強く、その先輩は言っていた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そう、力強く。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ボランティアセンターで割り振られた仕事は、<br />
泥上げ(と草刈り。自分はもっぱら泥上げだったけど)。<br />
<br />
経団連のボランティアさんをはじめとする、数個の団体さんと共に<br />
総勢40人くらいだったのかな？で、行った。<br />
<br />
もともと駐車場とかだったのかなあ。<br />
海のすぐ側だったのだけど、それすらよくわからないくらい<br />
一面が泥…というかヘドロ？に覆われてしまっていた。<br />
<br />
私はすぐマスクをしてしまったので臭いはよくわからなかったけど、<br />
海水独特の、嫌な、臭いがしていたと言ってる人がいた。<br />
<br />
<br />
とにかく一面がヘドロ。<br />
その中に、私物と思われるものがたまに紛れている。<br />
<br />
だから私達はひたすら、<br />
元の土壌が出てくるまでスコップでヘドロを掬いあげ、<br />
それを土のう袋に詰め込むだけ。<br />
二人一組になってその作業を黙々と続けた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
リーダーさんによってきっちり30分に1回休憩が入れられ、<br />
スポーツドリンクの差し入れ(と言っていいのかわからないけど)もかなりあり、<br />
屋根がある場所だったので日陰で休むこともでき、<br />
環境としてはとても恵まれた場所だったと今は思う。<br />
<br />
またあとで書こうとは思っているけど、<br />
本当にボランティアさんの体調への気遣いが徹底されている。<br />
そう感じた。<br />
だから、作業は疲れたし、身体中が痛くなったけど、<br />
そんなに辛くも苦しくもなく、本当に無理なく、することができた。<br />
<br />
<br />
<br />
ゲームに使うカード(遊戯王みたいなやつ。何かまではわからなかったけど)が入った<br />
ホルダーが出てきたときは一瞬息が詰まった。<br />
<br />
改めて、今自分が片付けているのは、<br />
誰かの生活を壊してどこからかやってきた津波の痕なのだと突き付けられたようで。<br />
<br />
<br />
<br />
ああ、これが現実なんだ、とぼんやりと思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
だけど、だけど。<br />
出会う人も生活も、みんな「普通」なんだよ。<br />
<br />
ボラセンで働く人はみんな笑顔で、元気で、動いている。<br />
作業中も小さな子供が遊ぶために走って通り過ぎて行ったり、<br />
前の道を宅急便の車が走って行ったり。<br />
<br />
<br />
下を向いている人なんていない。<br />
<br />
もちろん心の傷は計り知れない。<br />
絶対にみんなが何かを抱えていて、<br />
簡単には消化できない想いが胸にはあるはず。<br />
<br />
だけど、それを押し込めて、生活をしている。<br />
想像していたよりもずっと当たり前の生活を。<br />
<br />
<br />
これが、震災後5ヶ月の宮古市の姿だ、と思った。<br />
<br />
<br />
街は傷ついてまだ完全に戻っているわけではない。<br />
だけど、被災地でもどこででも、日々は続いている。<br />
きっと想像よりも遥かに早く、<br />
人々は立ちあがって、再び歩き始めている。<br />
<br />
<br />
<br />
そのことを突き付けられて、<br />
一体自分は今まで何を考えていたのだろうと思った。<br />
<br />
当たり前のことなんだ。<br />
時間は止まるわけでも、ましてや戻るわけでもない。<br />
もう5ヶ月。<br />
前を向かないと、生きていくことなんて出来ないのに。<br />
まさか自分は、被災地に生きている人みんながまだ、<br />
涙で濡れた顔をしているとでも思っていたのだろうか。<br />
もっと切羽詰まった、苦しい表情をしているとでも考えていたのだろうか。<br />
そんなこと、あるわけないのに。<br />
<br />
自分の甘さを、<br />
関東という場所にいる自分がいかにちっぽけな世界でしか想像していなかったかを、<br />
突き付けられた思いがした。<br />
<br />
<br />
<br />
人の強さを感じた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
ボランティア作業は、無事に完了。<br />
<br />
自分1人の力の小ささと、その小さな力が積み重なった時の大きさを、<br />
これ以上ないくらい、同時に感じることができた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
自分のため？人のため？<br />
<br />
<br />
そう考えるとやっぱり、両方ある、としか言うことができない。<br />
でもそれでいい。<br />
私は、私達は、間違いなく依頼主さんのためになった。<br />
それだけで、いい。<br />
<br />
心からそう思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
夜、「かわいキャンプ」という宿泊所に泊まった。<br />
そこで出会った数名の女性の方。みなさんとても良い人だった。<br />
<br />
そのうちの1人が、<br />
<br />
「ここに悪い人なんていないよ」<br />
<br />
とアッサリ、至極当たり前のように言った。<br />
<br />
私はその言葉が、その口ぶりが、鮮明に耳に残っている。<br />
今自分がいる場所はそういう場所なんだ、と。<br />
初対面の人とでも普通にお話が出来る機会に出会えたんだ、と。<br />
そのこと自体に意味があるような気がした。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
一日目はこんな感じ。<br />
二日目に続きます。<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/3</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://natsukazedayori.blog.shinobi.jp/all/03" />
    <published>2011-08-11T23:54:25+09:00</published> 
    <updated>2011-08-11T23:54:25+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>03</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
結局、<br />
大学生になって初めての期末試験の忙しさに負けて<br />
2回しか更新できないまま、<br />
行ってきました、東北。<br />
<br />
<br />
<br />
お久しぶりです、CHihaRuです。<br />
<br />
昨日東北から帰ってきました。<br />
<br />
<br />
<br />
今日は、震災からちょうど5ヶ月という節目の日。<br />
今日の14時46分に捧げた黙祷は、<br />
今までのものとは少し重みが違ったような気がします。<br />
<br />
<br />
<br />
これから少しずつ、自分の言葉を探りながら、<br />
今回のこの研修についてから行ってみて感じたことまで、<br />
書いていこうと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
とりあえずその前にまず……<br />
<br />
<br />
この東日本大震災で犠牲になられた全ての方のご冥福をお祈りするとともに<br />
今も一生懸命前を向いて毎日を過ごしている<br />
被災地に生きる全ての人への心からのエールを込めて、<br />
改めて、目を閉じたいと思います。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
＋＋＋<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
8月6日の夜、東京駅から乗った夜行バスで始まった今回の私の研修。<br />
7日は宮古で、8日は陸前高田でボランティアをしてきました。<br />
9日は一日かけて盛岡から南下。<br />
途中に通った気仙沼や石巻の市街地の様子に衝撃を受けながら、<br />
最終解散場所である仙台まで行きました。<br />
<br />
私はその後一人で仙台にとどまり、10日は観光。<br />
松島へ行き、夕方は仙台駅周辺を歩き回るという。<br />
みんなよりも一日長く、東北に滞在していたわけです。<br />
だけどこれは完全にプライベートで、<br />
ちゃんと作成するまとめレポートには反映出来ないかなって思うから。<br />
せめてここで、10日に触れられた震災に関しても書いておきたいと思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そもそもこの企画について何も書いてなかったなと改めて思うので、<br />
振り返りをする前に少しだけ説明しておこうかと。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
発端は、基礎演習という授業で東日本大震災をテーマにしたこと。<br />
<br />
この震災に関していろいろなことを調べ、考え、話し合い、まとめ、<br />
数回レポートやプレゼンを行ってきました。<br />
時には個人で、時にはグループで。<br />
<br />
そんな授業の中、<br />
ある子のレポートに『百聞は一見に如かず』というフレーズがあり、<br />
それをきっかけに先生から「行こうか…」という提案があり。<br />
<br />
“実際に東北へ行く”という計画が動き出した。<br />
<br />
<br />
初めはそのクラスの約半分、15人ほどが集まったんだけど<br />
だんだんと参加希望者がいろいろな理由で減っていき、<br />
最終的な参加者は私を含めて4人になった。<br />
私以外の3人はみんな男の子。<br />
まあでもそのくらいなら構わないか、と思った。<br />
男の子が倍の人数いたらさすがに行かなかったと思うけど。<br />
結果的に、とてもおもしろい、でも良い人たちが3人残っただけだったので<br />
そこに混ざるような気持ちで、メンバーに入った。<br />
<br />
<br />
私自身、東北地方の現実がすごく気になっていた。<br />
だから最初に先生からこの話が出たとき、<br />
深く考えずにぼんやりと、だけど強く「行きたい」と思った。<br />
<br />
そういう直感的な想いがあったから、実際にも行けたんだと思う。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
そう心から思うくらいに、<br />
実際に向こうに行くまでも、行ってからも、<br />
本当にいろんな意味で、甘くない研修だった。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
渉外係として、岩手大の方と連絡をとったり。<br />
スケジュールを調整したり、<br />
授業として震災について考えたりまとめたりすることも多くあったし、<br />
行く前にやらなければいけない準備は少なくなかった。<br />
<br />
<br />
そして行ってから。<br />
事前のそういった「勉強」が、良くも悪くも自分自身に突き刺さった。<br />
<br />
文字通り「言葉を失う」衝撃。<br />
そこに生きる人たちの姿。<br />
<br />
実際の被災地で目にした光景は、たぶん一生忘れられない。<br />
<br />
ボランティア作業自体も含めて、<br />
たくさん考えさせられることと出会ったし、<br />
でも辛いこともたくさんあった。<br />
そういう現実と向き合えた。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
被災地は甘くなかった。<br />
でも、被災地に生きる人たちは強かった。<br />
<br />
<br />
被災地に生きる人間ではない私は、<br />
それを身体で感じるという貴重な経験をしたのだから、<br />
ちゃんと伝えたいって思った。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
だから、このブログで、<br />
自分の感じたことを書きます。<br />
<br />
向こうにいる間、日記的な記録をつけていたので、<br />
それを参考にしながら振り返っていきます。<br />
<br />
<br />
<br />
自分の心の中だけに閉じ込めておくべきではないような気がするから。<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
  </entry>
  <entry>
    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/2</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://natsukazedayori.blog.shinobi.jp/all/02" />
    <published>2011-07-08T13:59:03+09:00</published> 
    <updated>2011-07-08T13:59:03+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>02</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
今日の打ち合わせが終了。<br />
少し間があいてしまったけど、更新します。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
話は着々と進んでる一方で、<br />
障害になることもいろいろあって<br />
ちょっとだけいろいろ不安だったり。<br />
<br />
そんな中、私は頑張って役目を果たしてます。<br />
渉外係。<br />
…やれてるのか自信はないけれど……。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
一応、宮古と陸前高田の方でボランティアをさせていただこう！<br />
という話にまとまりつつある。<br />
うまくいけばいいな。<br />
<br />
不安事項もたくさんあるけれど、<br />
まあ何とかなる、と信じて今は準備するだけかな。<br />
<br />
<br />
<br />
瓦礫撤去みたいな肉体ボランティアになっても<br />
自分は全然構わないんだけど、<br />
出来れば、もし可能ならば、<br />
普通の、一般人の人と出来るだけ関わりを持てるといいなって。<br />
こんな自分に何かが出来るとはサラサラ考えていないけれど、<br />
もしかしたら、どんな状況であっても元気に生きているっていう<br />
その強さを直接感じたいのかもしれない。<br />
<br />
傲慢だよな、って思ったりもするけれど、<br />
実際に行かないと結局なにもわからないんだろうなって<br />
今はそれしかないんだよね、結局。。。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
なんてことを、考えたりする今日この頃。<br />
むずかしいね、本当に……<br />
<br />
]]> 
    </content>
    <author>
            <name>CHihaRu</name>
        </author>
  </entry>
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    <id>natsukazedayori.blog.shinobi.jp://entry/1</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://natsukazedayori.blog.shinobi.jp/all/01" />
    <published>2011-06-24T14:44:45+09:00</published> 
    <updated>2011-06-24T14:44:45+09:00</updated> 
    <category term="all" label="all" />
    <title>01</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<br />
<br />
せっかくの機会なので、今企画が進んでいる、<br />
東北訪問・学生交流・ボランティアの記録ブログはじめてみました。<br />
<br />
あとで思い返すときのために。<br />
<br />
<br />
もちろん活動自体のまとめはやるけれど、<br />
私自身の感情とか、私的なこととか、<br />
いろいろ感じたこととかも含めて<br />
ひとつにまとめて記録していけたらいいなあって思います。<br />
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というわけで、自己紹介から。<br />
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某大学1年生、18歳。HNはCHihaRuです。<br />
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どうぞよろしくおねがいしまーす。<br />
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＋＋＋<br />
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この企画について語るのはまた後ほど。<br />
今日はいきなりだけれども、<br />
さっきやってきた打ち合わせについて。<br />
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参加者と日程の最終決定。<br />
…と、先週の打ち合わせで話をしていたのですが。<br />
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いや、まあ全然ね、問題ない。日程に関しては。<br />
8月頭はこのために10日間くらいあけておいたし。<br />
バイトのシフトもし入ってたら何とかしてもらえる。<br />
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ただまさかの女子一人…え、本当にまさかだな……。<br />
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別に、何がいやなわけではない。<br />
一人じゃだめな性格はしてないし。<br />
ただ、やっぱりどうしたらいいかわからないよなー<br />
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宿泊に関しても、何に関しても、<br />
私一人のために気を遣わせちゃうことになっちゃうし。<br />
申し訳ないな、というのが大きい。<br />
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ただ、みんながすごく良い人たちで、<br />
普通にちゃんと女性扱いしてくれる。<br />
すごくありがたい。素直に嬉しい。<br />
感謝してます。迷惑かけるけど。笑<br />
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わたしは今回、渉外係に任命され。<br />
これから、相手方の大学生と連絡を取り合うことになってきます。<br />
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たぶん、いや確実に、相手は先輩。<br />
先生ではないことが救いなのかな？とかは思うけど、<br />
それでもどんな風にメールすればいいのかとか、<br />
ちょっとだけ考えたり。<br />
こういうのも勉強だよなあ。<br />
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まあ何やら、この日程交渉次第で活動が変わってくるらしいので<br />
精一杯与えられた任務をこなせるように頑張ります。<br />
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＋＋＋<br />
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地元埼玉・熊谷市が39.7℃を記録したとか。<br />
まだ6月なんですけど……。<br />
東北では豪雨。<br />
アメリカではM7.3とかの地震。<br />
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どこもかしこも、それぞれに大変な現実があって。<br />
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そんな世界だけど、自分の生きる世界だから。<br />
苦難のあとには幸せな日常が待っているって信じたい。<br />
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ではでは。]]> 
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            <name>CHihaRu</name>
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