結局、
大学生になって初めての期末試験の忙しさに負けて
2回しか更新できないまま、
行ってきました、東北。
お久しぶりです、CHihaRuです。
昨日東北から帰ってきました。
今日は、震災からちょうど5ヶ月という節目の日。
今日の14時46分に捧げた黙祷は、
今までのものとは少し重みが違ったような気がします。
これから少しずつ、自分の言葉を探りながら、
今回のこの研修についてから行ってみて感じたことまで、
書いていこうと思います。
とりあえずその前にまず……
この東日本大震災で犠牲になられた全ての方のご冥福をお祈りするとともに
今も一生懸命前を向いて毎日を過ごしている
被災地に生きる全ての人への心からのエールを込めて、
改めて、目を閉じたいと思います。
＋＋＋
8月6日の夜、東京駅から乗った夜行バスで始まった今回の私の研修。
7日は宮古で、8日は陸前高田でボランティアをしてきました。
9日は一日かけて盛岡から南下。
途中に通った気仙沼や石巻の市街地の様子に衝撃を受けながら、
最終解散場所である仙台まで行きました。
私はその後一人で仙台にとどまり、10日は観光。
松島へ行き、夕方は仙台駅周辺を歩き回るという。
みんなよりも一日長く、東北に滞在していたわけです。
だけどこれは完全にプライベートで、
ちゃんと作成するまとめレポートには反映出来ないかなって思うから。
せめてここで、10日に触れられた震災に関しても書いておきたいと思う。
そもそもこの企画について何も書いてなかったなと改めて思うので、
振り返りをする前に少しだけ説明しておこうかと。
発端は、基礎演習という授業で東日本大震災をテーマにしたこと。
この震災に関していろいろなことを調べ、考え、話し合い、まとめ、
数回レポートやプレゼンを行ってきました。
時には個人で、時にはグループで。
そんな授業の中、
ある子のレポートに『百聞は一見に如かず』というフレーズがあり、
それをきっかけに先生から「行こうか…」という提案があり。
“実際に東北へ行く”という計画が動き出した。
初めはそのクラスの約半分、15人ほどが集まったんだけど
だんだんと参加希望者がいろいろな理由で減っていき、
最終的な参加者は私を含めて4人になった。
私以外の3人はみんな男の子。
まあでもそのくらいなら構わないか、と思った。
男の子が倍の人数いたらさすがに行かなかったと思うけど。
結果的に、とてもおもしろい、でも良い人たちが3人残っただけだったので
そこに混ざるような気持ちで、メンバーに入った。
私自身、東北地方の現実がすごく気になっていた。
だから最初に先生からこの話が出たとき、
深く考えずにぼんやりと、だけど強く「行きたい」と思った。
そういう直感的な想いがあったから、実際にも行けたんだと思う。
そう心から思うくらいに、
実際に向こうに行くまでも、行ってからも、
本当にいろんな意味で、甘くない研修だった。
渉外係として、岩手大の方と連絡をとったり。
スケジュールを調整したり、
授業として震災について考えたりまとめたりすることも多くあったし、
行く前にやらなければいけない準備は少なくなかった。
そして行ってから。
事前のそういった「勉強」が、良くも悪くも自分自身に突き刺さった。
文字通り「言葉を失う」衝撃。
そこに生きる人たちの姿。
実際の被災地で目にした光景は、たぶん一生忘れられない。
ボランティア作業自体も含めて、
たくさん考えさせられることと出会ったし、
でも辛いこともたくさんあった。
そういう現実と向き合えた。
被災地は甘くなかった。
でも、被災地に生きる人たちは強かった。
被災地に生きる人間ではない私は、
それを身体で感じるという貴重な経験をしたのだから、
ちゃんと伝えたいって思った。
だから、このブログで、
自分の感じたことを書きます。
向こうにいる間、日記的な記録をつけていたので、
それを参考にしながら振り返っていきます。
自分の心の中だけに閉じ込めておくべきではないような気がするから。
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